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Nuits Blanches

眠れない夜に萌えとか考察を無節操に投げつけるブログ

【所感】美女と野獣【字幕と吹き替え】

ワタシ基本的に映画は公開時に見ません。もともとそんなに見ないとか理由はいくつかあるけど最大の理由が「音がうるさい」。なんか聞いてて不快になるくらい音大きすぎない?

そう思ったのが2012っていう2009年に上映されてた、みんな大好きマヤの予言の人類滅亡をネタに作られた映画がありましてですね。内容もあまり好きじゃなかったのもあるんですけど、音があまりにもデカすぎて最後まで見てられなくて死にました。友達数人と見てたから途中退出するわけにもいかずコートを頭から被ってた(それでも音量は緩和されなかった)わけです。

それ以来音量が大きすぎる映画が多少トラウマで、2012の後に映画館で見た作品はハリポタ死の秘宝part1とpart2(ここは原作読んでたしそれなりにファンだったので見れた)、一応見ておきたかったアリス・イン・ワンダーランドレミゼ、ウォルトディズニーの約束*1だけです。特にレミゼ以降は数年単位空くようになりました。今回は丸3年空き。ちなみに字幕見に行った後1週間経たずに吹き替え見に行ったのは最短記録です。

 

【共通】見てきた感想としては、字幕も吹き替えも及第点以上には楽しめます。どっちで見ても「やっべ拍手は抑えなきゃ」ってなります。ただそれだけレベルが高いとそれなりに気になるところはいくつかあって、アメリカ映画の闇を感じたり(詳しいことは言いませんが)、フランスが舞台なのにベルが小さい女の子に文字の読み方を教えるのに使っている本が英語表記だったり*2、いきなりガッツリCGやな(笑)ってなったり、細かいアラは見つけようと思えばいくらでも見つけられますけど、気にならない人はそれなりに楽しめると思います。気になる人もまあよっぽど潔癖じゃなければそれなりに楽しめるハズ。

【吹き替え】吹き替えねえ良かったですよ。「教育は受けたけど専門じゃないよ」みたいな本国の人が意外といますので、総合的な歌唱力は確実に吹き替え版の方が良い。演技力は声質については個人の好みもあるだろうから何とも言えないですけど。

その中でもずば抜けて良かったと思うのが成河ルミエールと光夫さんガストン。成河さんの演劇で培った圧倒的な言葉回しの力すごすぎ。あれで初アフレコとか信じられない。最早聞いてるだけでカタルシスすら感じられる。あと声に独特の色気があるんですよねえ…満場一致で「色気あるよね」っていう感じではないのかもしれないけど、好きな人はむっちゃ好きになる感じの色気。特にフェザーダスターを口説いてるときの声色はクラッときましたわ。

光夫さんガストンはまあ、ほら、そのままですから()聞いてると段々ルーク・エヴァンズの顔と吉原光夫の顔がダブってくるから。多分劇中でアインシュタインとマリリンモンローのハイブリッドイメージみたいにルーク・エヴァンズから途中吉原光夫のイメージを混ぜてって終盤完全に吉原光夫になってても気づかないよ(?)惜しむらくは映画版はガストンソロのMeが削除されてしまったのでええ歌声を聞けるのがGastonとMob Songぐらいしかないところですかね。

 「ずば抜けて」というかなんかもう別枠ですげえなって思ったのは濱田めぐみさん。歌うところはあんまりなかったけど、ずっとオペラな発声してて少なくとも歌わないセリフのところは「ホントにめぐさん???」ってなりました。まあ歌うと低音域がああめぐさんだなってなりますけど、めぐさん出来ないことなくね…?

 

ちなみに字幕吹き替え諸々を通り越して好きになったのはポット夫人。チップ大好きで、使用人の中でほぼ唯一ベルのことをずっと気遣ってて、ラスト以外だとポット夫人のシーンはだいたい泣いてました。ポット夫人の優しさが身に染みる。年なんかねえ…(まだ20代前半ですけどワタシ)。

*1:アナ雪の裏でやってたメリポピ制作裏話、静かな作品で中々に感動できます

*2:ビーアワゲストに出てくるメニューはフランス語表記